
こんにちはモチです!
今回は面接攻略法の『その他の質問回答』について解説します。

その他の質問とはどのようなものを指しますか?
面接の際に定番質問は様々ありますが、突然予想もしなかった質問をされた経験はないでしょうか?
準備万全で挑んだのに、予期しなかった質問でNG回答をしてしまうのは非常にもったいないので、当記事で様々な質問の意図や回答例を学んでおきましょう。

面接官の意図と回答のコツさえわかれば、弱点を聞かれてもうまく切り抜けられます!
この記事内容は、以下4つの内容で解説していきます。
- 面接官の意図
- 回答のコツ
- OK回答例
- NG回答例


各質問のOKとNG回答例は、クリックするとジャンプできるようにしています。
これから仕事を探そうと考えている方は、まずは当ブログの【求職者必見!】6つの業界と特化専門型のキャリアエージェントを紹介を参考にしてみて下さい!
就活生でこれから何をしたいかわからない方は、就活イベントMeetsCompanyなどに参加して職業を決めてからお読みください。
変化球質問は要注意

面接官は毎回決まった定番の質問を用意していますが、それ以外にも企業独特の変化球も準備しています。
面接官お得意の定番質問さえおさえておけば、かなりの確率で採用されます。しかし、変化球の質問で頭が真っ白になってしまい、NG回答をして評価が下がるのはもったいないです。

減点をどれだけ減らすかが採用に大きくかかわります。
それでは、変化球質問の事例と回答例を解説してまいりますので、まずはご自身で答える準備をしてください。
Q1.現在の転職活動についてお話し頂けますか?

- 自社が第一志望であり、回答に信憑性があるか?
- 応募企業に一貫性があり、職種や業界にブレがないか?
- 他社と自社違いについてきちんと認識しているか?
- 正直にすべて答える必要はないが、応募企業が第一志望と回答する
- 様々な業界や職種を希望していると転職目的に疑問を持たれる
- 応募企業のみの場合は、結果が出てから応募すると回答する
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q2.この仕事で大切なことは何だと思いますか?

- 求めている職種について理解しているか?
- 自社への入社意欲があり、十分調べているか?
- 回答から仕事への前向きさを感じているか?
- 応募企業から求められている職務について理解したうえで回答する
- これまでの経験を踏まえた実例を添えて考えを述べる
- 問題点があれば、前向きな改善方法を伝える
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q3.募集の職種とは異なりますが、〇〇はいかがですか?

- 異なる職種でも入社する意欲があるか?
- 転職の志向について柔軟性があるか?
- 異なる職種に対して売りとなる強みは何か?
- 興味ある職種であれば、発揮できる職務能力をアピールする
- 希望しない場合は、募集職種の適正を再度アピールする
- 単に人がいないのか、適性を組み取った結果なのかを確認する
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q4.当社で採用されなかった場合、どうしますか?

- 自社への入社意欲に信憑性があるか?
- 現在の転職活動はどのような状況か?
- 現状を理解し、問題解決能力があるか?
- 入社したい強い意志を示し、応募企業以外考えていないと回答する
- 思いを遂げたいので、同業界、同業種の企業へ応募すると回答する
- 発揮できる能力を、他社で生かして貢献したいと回答する
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q5.これまで何社くらい応募されました?

- 転職を本気で考え、活動をしているか?
- 転職目的や方向性が明確で、ブレがないか?
- 不採用が続き、職務能力に問題がないか?
- 必ずしも正直に回答する必要はない。3社程度が妥当だろう
- 他社についても同職種を志望していれば方向性がアピールできる
- 数が多いとどの企業にも採用されないイメージを与えてしまう
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q6.上司と意見が合わない場合、どうしますか?

- 交渉力があり、良好な関係を構築できるか?
- 企業利益を優先する行動ができる人材か?
- 回答が実体験であり信憑性があるか?
- 良好なコミュニケーションができ、成果を出せたことを説明する
- 上司の意見に従うだけではなく、自分の主張もすると回答する
- これまでの実体験を実例として説明し、信憑性のある回答にする
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


Q7.何か質問はありますか?

- 入社意欲が高く内定を出せば入社をするか?
- 会社や仕事のことを的確に理解しているか?
- 条件みで当社を志望してないか?
- 原則とし仕事内容や会社状況について質問する
- 待遇や労働条件のみの質問はできる限り避ける
- 特に質問がなければ、入社意欲をアピールする
上記ヒントをもとに、どのような回答をするかまずは自分で考えましょう。
回答が気になる方は下記をチェックして下さい!


OK回答例

OK回答例では、いくつかの職種別パターンの回答を用意してますので、是非参考にしてみて下さい。
Q1.現在の転職活動についてお話し頂けますか?
現在、介護関係の企業に❶3社応募して選考が進んでおりますが、御社が第1志望です。❷御社は総合的な介護ビジネスを展開しており、医療機関を併設している点に魅力を感じています。御社の『常に利用者の方の立場で真心をサービス』という経営方針に大変共感しております。これまでの私のケアーマネージャーとしての経験を生かして短期間で戦力になれると考えています。
- 応募している企業が多いと、自社への入社意欲が低いと判断されることがある
- 応募企業だからこそ入社したい理由を具体的に述べる
Q2.この仕事で大切なことは何だと思いますか?
営業事務として大切なことは、❶事務スキルはもちろんですが、後方部門として営業担当者が営業に専念できるようにバックアップすることだと思います。そのためには、❷資料作成については迅速な対応だけでなく、読み手の立場を考えた資料作成を心掛けております。そのほか、お客様に満足して頂ける接客、電話対応、報告、連絡、相談の徹底などを考えて仕事を行います。
- 簡潔明瞭に自信を持って回答すると実務能力があるように感じる
- 実践するための方法を、経験を踏まえて具体的に回答する
Q3.募集の職種とは異なりますが、〇〇はいかがですか?
〇〇は、❶企業の最前線であり、大変興味があります。前職の経験を生かして総務の募集で応募をさせて頂きましたが、〇〇を経験することも必要かと思います。前職でも会社の10周年記念パーティーなどで〇〇の企画を行いました。〇〇でこれまでの経験を生かせるのでしたら、是非頑張りたいと思います。❷将来総務職に異動になる可能性はあるのでしょうか?
- 提案について肯定することで、採用される可能性が高くなる
- この質問に可能性がないと回答されたときの返答を考えたうえで質問する
Q4.当社で採用されなかった場合、どうしますか?
御校が第1志望ですので、現在は考えていませんが、❶大学職員にどうしてもなりたいという意思は固いので、ほかの大学に応募すると思います。❷学生の支援や募集、語学力を生かして留学生の受け入れといった仕事に携わり、貢献していきたいと考えています。採用されなかった場合は、原因を分析したうえで改善できる点は速やかに改善し、不足しているスキルがあれば自己啓発したいと思います。
- 同業界、同職種へどうしても転職したい意志をアピールする
- 発揮できる強みをアピールし、他社に渡したくないと思わせる
Q5.これまで何社くらい応募されました?
これまで御社を含めて3社に応募し、現在選考が進んでいますが、❶前職と同業界で、即戦力として仕事ができる御社が第1志望です。本日面接で❷今後の事業計画や転職者に求ていることを伺い、より一層入社したい気持ちが強くなりました。是非とも御社に入社させて頂ければと思います。
- 他社ではなく、応募企業だから入社したい強い意志を示す
- 面接を通じてより一層入社意欲が高まったというアピールは有効
Q6.上司と意見が合わない場合、どうしますか?
仕事では、それぞれのの立場や考え方があり、特に上司は会社の全体像をとらえて判断するケースが多いので、❶じっくりお話をさせて頂き、上司の意見を伺います。目指す方向性は、❷会社への利益貢献ですので、この点がぶれないように私の考え方も申し上げ、最終的には、上司の指示に従い、仕事を遂行します。
- 主張を押し通すのではなく、上司の意見を聞く姿勢は交換が持たれる
- 感情的にならず、意見を述べたうえで上司の意見を従うとまとめる
Q7.何か質問はありますか?
<ケース1>
特に質問はありません。本日詳しくお話を伺い、❶ますます入社したい意欲が高まりました。是非御社に入社したいと思います。よろしくお願いします。
<ケース2>
現在在職中ですので、❷内定をいただきましたら引継ぎを行い、速やかに入社したいと思います。現職の就業規則で1ヶ月かかりますが、問題ないでしょうか?
- 特に質問がない場合でも、説明を受けて入社意欲が高まったと回答する
- 入社時期を確認しながら、入社意欲をアピールする
NG回答例

面接のNG回答は、OK回答よりも注意するポイントです。
NGの答えを回避することで、就職率UPに繋がるので、是非参考にしてみてください。
Q1.現在の転職活動についてお話し頂けますか?
現在、離職中でこのまま決まらないと生活に支障がありますので、介護関係の企業に6社応募しています。❶介護関係の企業は転職しやすいと言われていますが、なかなか厳しい状況です。これまで10社応募しましたが、不採用になりました。年齢やケアマネージャーとしての経験が浅いのが原因なのかもしれませんが、❷本当に厳しいと実感しております。
- 業務能力が低いと判断される可能性があるので、正直に回答する必要はない
- どの企業も不採用になる応募者という印象を与える
Q2.この仕事で大切なことは何だと思いますか?
❶営業事務として特に大切なことは思いあたりません。前職では課長から指示されていたことを行ってきましたので、仕事で大切なことなどは特に考えていませんでした。入力作業や資料作成など決まった仕事が多いので、強いて言えば間違いがないようにきちんと仕事をすることと、❷欠勤をすると他の部署の方に迷惑をかけるので休まないことです。
- 仕事への意識やとらえ方を理解できていない
- 無理して答えると、仕事の意欲が感じられないと回答に聞こえる
Q3.募集の職種とは異なりますが、〇〇はいかがですか?
〇〇といっても実際は異なる職種ではないでしょうか?❶〇〇は、希望しません。前々職で〇〇の経験がありますが、自分には向いていないと思いました。私は総務で力を発揮したいと考え、今回の総務の募集ということで応募させて頂きましたが、❷総務では御社に入社するのは難しいのでしょうか?
- 仮に採用しても将来の異動が難しいと判断されるため、採用されるのは難しい
- 両方向で検討するというあいまいな回答しか得られない
Q4.当社で採用されなかった場合、どうしますか?
ブランクも長くこれ以上長引きますと生活の問題がありますので、様々な企業へ応募して何としてでも転職できるように頑張ります。厳しい雇用情勢ですので、❶大学だけにこだわっていられませんから、民間企業も積極的に応募したいと思います。大学職員が応募者が多いと伺っています。❷採用されないおそれありますので、今から次の準備をしていきたいと思います。
- 大学職員に就きたいという強い意志が感じられない
- 職務能力が劣ると受け取られるので、不採用になるおそれについて述べるべきではない
Q5.これまで何社くらい応募されました?
❶これまで1年間で50社ほど応募しています。厳しい雇用情勢ですので書類選考が通過し面接まで進めたのがそのうち7社ですが、残念ながら採用されませんでした。転職が厳しいことを肌で感じています。転職したい気持ちが強いのですが、❷最近は応募してもうまくいかないのではと不安になり、興味のある企業でも応募をちゅうちょしてしまいます。
- 正直に語ることで、マイナス評価につながることがある
- 乾燥を求めているわけではないので、回答は控える
Q6.上司と意見が合わない場合、どうしますか?
前職でも上司と対立をしたことがありました。私はお客様のことを考え納得できない商品は勧められないと主張したのですが、❶上司は会社の方針だから仕方がないという考えで、私の意見を認めてくれませんでした。結局このことが原因で退職しましたが、❷納得できない商品を強引にお客様に販売するやり方は理解できません。
- 上司との関係が悪くなったという回答では、自社でも同様の問題が起きると判断される
- 不平や不満を述べても、一方的な主張では面接官の理解を得られない
Q7.何か質問はありますか?
<ケース1>
待遇面についてお話がありませでした。年収500万円以上希望していますが、頂くことは可能でしょうか?
<ケース2>
特に質問したいことはありません。
- 最終質問であれば質問していいが、内定後に交渉することもできる
- ありませんだけでは、入社意欲がないと受け取られてしまう
まとめ
回答お疲れ様でございました。
面接官のポイントを掴んで回答することができたでしょうか?
面接に慣れていない方は、なかなか難しかったかもしれませんが、大事なポイントは『自分が面接官ならどういう人物を採用するか』という考えができることです。

別記事で、様々な質問内容を解説していきますので、次回も楽しみにしていて下さい♪

わかりました!
できるだけ早めの更新お願いしますね。
別記事記で以下面接対策も解説していますので、是非目を通してみて下さい。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました!
また、次回以降の記事も面白い内容にできるよう努めて参りますので楽しみにしていて下さい。

コメント