
こんにち、モチです!
今回の職業テーマは、夜の王者『ホスト』について解説していきます。

ホストに行ってみようと考えている、ももちだよ。今日はホストの裏側情報を教えてね♪
男性の方にいきなり質問ですが、もし夜の仕事をすると考えたら、はじめに何を思い浮かびますか?
筆者は考える間もなく、『ホスト』を想像しました。ホストは夜の仕事としてすぐイメージできるくらい認知度が高く、定番職業ではありますが、実際どれくらい稼いでいるか知っていますか?
本記事では各段落パートの節々で、知人の元ホストの面白トークを踏まえた経験談を展開していきますが、おそらく皆さんの想像をはるかに超えるくらい夜の仕事は厳しいということがわかると思います。

ただし、あなたの努力次第で大金を手に入れることも可能な魅力的職業でもあります。

厳しい夜の世界で一体どのようにしたら、大金を稼ぐことができるのか?
当記事は、ホストとしてお金を稼ぐ為に必要な『給与システム』と『秘訣』を解説していき、どのポイントに力を入れれば稼ぐことができるのかを徹底的に分析して紹介してまります。
また、新人ホストのリアルな生活についても元ホスト経験者の口から語って頂きますので、これから夜の世界に足を踏み入れようと考えている方は是非お立ち寄りください。

当記事では、ホストについて以下3つのテーマで解説してまいります。

興味があるところにジャンプすると飛ばし読みができます!
ホストの給与システム
まずはじめに、ホストが全体平均としてどれくらい稼いでいるかのデータを、厚生労働省と口コミの情報をもとにお伝えしていきます。


思ったよバブリーではないかも⁉
上記給与情報をご覧になって、あれっ⁉ と感じたかたは多いと思います。
ホストと言えば『イケメン』であることが重要な職業ですが、夜の世界では顔がかっこいいだけでは通用しないのが現実です。
なぜかっこいいだけでは通用しないかというと、整形してしまえば大体の人の顔がかっこよくなるからです。
ホストとして生計を立てるには、顔はもちろんのこと『稼ぎどころを理解しているか』ということが非常に重要です。

ホストとして生き残るためには、生存戦略をしっかり練ることが大切です。
ホストとして活躍していきたいのであれば、まずはしっかりと収入の仕組みを理解することが大切だと筆者は考えています。なので、最初のパートではホストクラブの給与体制を詳しく解説していきます。
収入の仕組み

ホストになろうと決意していきなり売れる人は実際いるようですが、それはホスト業界で1割にも満たない超優秀な人だけです。
ホスト業界で生き残るには本人の努力がもちろん重要ではありますが、9割の人がたいして稼ぐことができずにすぐリタイアするのが現状です。では、一体どうしたら夜の世界で上手く生きていくことができるのでしょうか?

そこで重要なのは、店舗の給与システムの理解です。
ホストクラブは大きく、『完全実力型』と『育成型』の2パターンに分かれていることが多いです。その詳細は、関西人の知人、元ホストのイザヤ氏にインタビューしてみたので、彼の情報を頼りに確認してみましょう。

イザヤ君、久しぶりだね!

もっち~!
元気しとったか?

久しぶりのところ悪いけど、過去のホスト業界のこと教えてもらっていいかな?

ええよ~
もっちと俺の仲やからバンバン聞いてくれてかめへんよ!

イザヤ結構イケメンだな。

ありがとう~
では、早速だけどホストの給与体制ってどんな感じなっているの?

俺が経験したのは数店舗やったけど、大体2つのパターンがメインやったわ。

わかりやすく表現すると、『実力型』と『育成型』店舗やな。
ホストの給料は、基本売上に応じて収入が増加していくシステムではありますが、店舗によっては完全な実力型と、ある程度の給料保証がある育成型に分かれていいるとイザヤ君は言っていました。

具体的にはどんな感じのシステムなの?

詳細は下記みたいな感じやな~
イザヤ君が働いてきたお店は、店舗によって多少システムに違いはあるようですが、大まかに伝えると以下のようなスタイルで分かれていると語っていました。
<店舗A>
【入店~売上50万円まで】:最低保証給料:日給6,000~8,000円
【売上50万円~100万円】:50%バック
【売上100万円~150万円】:売上に応じてパーセンテージが率が上がる
<店舗B>
【入店~3ヶ月まで】:最低保証給料:日給7,000円
【売上0万円~30万円】:時給1,000円・5%バック
【売上30万円~50万円】:時給1,200円・10%バック
【売上50万円~70万円】:時給1,400円・15%バック
以降は売り上げに応じてバック率が上がる
※バックとは小計売上に対するパーセンテージです。
上記AとBの店舗の給与システムを見て、おおむね理解できている人もいると思いますが、Aが実力主義でBが育成型ということを表しています。
A店舗で働いている人は、とにかく売上さえあればバンバン収入がもらえる給与体制ですが、売上がなければかなり厳しい生活が待っています。
一方B店舗は、『バック』は少ないですが売上に応じての報酬がもらえるので、実力がない時でもある程度の収入が見込めるメリットがあります。

結局は有名になればええんやけど、俺はA店舗では全くアカンくて、心折れそうになったわ~

確かにいきなり50万円の売上出すなんてプロ級だもんね。

しかも、給料がもらえても上記金額はそのままもらえるわけではないんやな、これが。

何それ⁉
どういうこと???

ホストは個人事業主やから、税を納めなあかんねん。

個人事業主扱いとなると、源泉徴収として10%ほど給与から差し引かれるんだよね?

せやな~

ガーン! うそでしょ~
ホストとして働く注意事項として、ホストは個人事業主扱いとなるので、自分で確定申告をしなければいけません。
実力主義であるホストは、お金の管理を店舗ではしてくれないので、自分でしっかりとお金の管理しておかないと、後でとんでもないトラブルに巻き込まれます。

売れているホストは絶対に申告しないと、あとでとんでもない懲罰くらうから注意が必要やで!
今まで会社員やアルバイトをしていた人は、税についてあまり詳しくないかもしれませんが、残念ながら世の中『知らなかった』では通用しないことがあります。
これからホストとして活躍しようとする方は、税の勉強をしておくことをおすすめします。もしもそんな時間を割くことができないという人は、税理士に相談して任せるのがベストだと思います。
もう税理士すら探すのが面倒だという方は、当ブログで紹介している、利用実績No.1といわれている税理士ドットコムを利用して業務に集中しましょう。

手当・罰金

先ほどのイザヤ氏の説明から、ホストの収入は売上に左右されることが前提とはなりますが、働く店舗次第で上手く収入を得ることがご理解できたかと思います。
しかし、売り上げ以外にもホストには『インセンティブ』というものが存在しています。売り上げに合わせてインセンティブをどれだけ獲得するかで給料にも差が出てくるようです。

ホストとして稼ぐポイントは、ガンガン指名してもらうことやな!

ちなみに、どんなインセンティブがあるの?

過去の店舗では、良いもの(手当)と悪いもの(罰金)の2つがあったわ~
インセンティブはその名の通り『手当・賞金』という意味ですが、ホストにはインセンティブがある反面、『罰金』制度も存在しているようです。
イザヤ君が過去で働いた店舗では、売り上げ以外に以下のような制度があったようです。
手当・賞金 | 罰金 |
---|---|
指名手当:@2,000円 | 無断欠勤:30,000円 |
ランキング上位手当 | 欠勤:5,000円 |
皆勤賞:20,000円 | 遅刻15分:2,000円 |

チャラそうに見えるけど、結構罰則には厳しいんだね。

ホストは時間にめちゃくちゃシビアやで!!
夜の仕事をしている人は、チャラいイメージが強くて時間もルーズと思いがちですが、かなり時間には厳しいです。
筆者はイザヤ氏や他の夜のお仕事関連の方と何度か遊んだこともありますが、必ず待ち合わせ時間の数分前には待っているイメージしかありません。

俺も昔はめっちゃ時間にルーズやったけど、仕事でたたきなおされたわ!
上記表からわかるように数分でも遅刻するとどんどん自分の給料が減っていきます。つまり、時間は命ということを痛感する厳しい世界だということです。
これから夜の世界に足を踏み入れようと考える方は、損をしないように時間はしっかり守っていきましょう。

時間さえ守れれば、インセンティブの恩恵をたくさんもらえんで。
ホストの稼ぎどころは『どれだけ指名を取れるか』にかかっています。インセンティブの指名料は1回につき2,000円程度となっていますが、ポイントは指名されることにあります。
指名がなければ売上は全然伸びませんし、逆に指名さえ取れれば、お酒やアフターで大きなお金を稼ぐことができるのです。

お酒といえばシャンパンタワーよね。あれいくら位すんの?

俺はたまにしかやらんかったけど、以下金額ぐらいやったかな~
タワーの高さ | シャンパン本数 | 予想金額 |
---|---|---|
5段 | 3~5本 | 15万円~25万円 |
6段 | 6~8本 | 30万円~40万円 |
7段 | 8~10本 | 40万円~50万円 |
8段 | 15~20本 | 75万円~100万円 |
9段 | 25~30本 | 125万円~150万円 |
10段 | 35~40本 | 175万円~200万円 |
イザヤ君いわく、お金持ちのバブリーな人は8段以上をしていたようですが、だいたい相場としては50万円前後が多かったようです。

お酒に50万円ってどんだけバブルだよ!
お客様にお酒を飲んでもらうこと、そして気分を良くさせてバブリーになってもらうためには、指名をもらうしかありません。
指名をもらえばもらうほど、収入も増えていきますし、人気も上がりランキング上位手当(数万円)もゲットできるので、インセンティブの指名はとても大きな意味を持っています。

ちなみにイザヤ君はどうやって指名を獲得してきたの?

もっち~は結構ぐいぐい来るタイプやな。ええよ、次のパートで語ったる!
稼ぐ秘訣

記事冒頭でも語りましたが、ホストは顔がいいだけでは通用しない世界です。ホストという職業で稼ぐには、顔はイケメンであること前提で『売れる何か』が必要なのです。
当パートでは引き続き、元ホスト経験者のイザヤ君に『稼ぐ秘訣』についてぐいぐいと質問をしてみました。

イザヤ君は指名を獲得するまでにどんなことをしてきたの?

語りだすと徹夜もんになってしまうけど、大きくまとめると7つのポイントをしっかりとおさえることが大切やな!
- 自信を持つ
- 自己紹介戦略
- ニーズをつかむ
- 差別化
- ギャップ
- マメさ
- 研究
上記を見ると、当たり前のようなことに見えますが、『当たり前ができていないホストはすぐ消える』とイザヤ氏は語っています。
読者のみなさんも具体的なところを確認したいと思いますので、早速本題に入っていきましょう。
自信を持つ
指名を獲得するには、何よりも自信にあふれていることが非常に重要です。
多くの女性が惹かれてしまう男性は、なぜか自信満々にしている人だというのは女性の皆様であれば共感できるかと思います。

根拠がなくても自信満々の男性はなんかかっこよく見えちゃうのよね~

でも、どうやって自信を持てばいいの?

俺は常にイケメンと思ってたことかな~
筆者はイザヤ君と会話するとき、彼はいつもイケメンアピールをしていました。『俺今日もイケてるやろ?』みたいな、もはや面白くなるくらい常に自分に自信を持っていました。
彼はあって間もない人と上手く接することができるように、事前にいろんなシュミレーションをして練習していたようです。

本番で言葉がつまったらホストは終了やで!

めちゃくちゃ考えてたんだね~
売れるホストが会話が上手いのは、天性の才能もありますが、細かい会話のパターン研究をしてからこそ成立しており、その準備が自信につながると教えてくれました。
自己紹介戦略
指名されるためには、短い時間で最大の結果を出さなければいけません。新規顧客を獲得するには、席についての10分以内で決まるとイザヤ氏は言っていました。

俺は10分を目安に頑張ってたけど、超一流はめっちゃすごかったわ~
ホスト界での有名人と言えば、ローランドさんが頭に浮かびますが、ローランドさんいわく『会話のゴールデンタイムは3秒』と語っていました。

3秒って名前紹介して終わりじゃない???

まぁそうやけど、超一流は秒でおとす人もいたな~
イザヤ氏は超有名人ではなかったみたいですが、私との初対面時、紹介のつかみはばっちりでした。指名を取るためには、とにかく自己紹介に命を懸けているようです。

実際、自己紹介で気を付けていることは何だったの?

すべらんように、自己紹介を何パターンか用意しておくことが大切やな。
新規顧客はどのような女性のタイプかわからないので、すべて決まった型が当てはまることはありません。なので、イザヤ氏は以下のようなパターンを用意して話を盛り上げたようです。
- ボケパターン
- ナルシストアピール
- 同調パターン
あまりのナルアピールは、お客様によって引かれる可能性もあるので、笑いを交えた空間を演出していたみたいです。

とにかく会話がおもろくなければ、次はないという世界だったわ~

ホストって本当にすごいんだね。
ニーズをつかむ
ビジネスをするうえで、お客様のニーズをつかむのは必須です。ホストにもこれは共通していて、顧客がどうしてホストクラブに来ているかをしっかり把握することが大切です。

ももちは何でホストクラブに行きたいと思ってるん?

やっぱり癒しを求めてかな~
ももちさんのように、ホストクラブに行こうとしている人は何かしらの『目的』を持っています。
- ストレスを発散したい
- 楽しみたい
- 癒されたい
- 恋愛をしたい
- 寂しさを埋めたい
- ほめてもらいたい など
上記のようなお客様のニーズを、会話やしぐさから瞬時につかむことができるホストが人気となり、指名を多く獲得することができます。

コナンもびっくりするくらいの洞察力がないと、なかなか難しいで。
お客様が楽しみを求めているのであれば、クラブにいる誰よりも楽しませる。寂しさを埋めて欲しいならとことん話を聞いて癒してあげる。
状況に合わせた対応ができるように、ホストは常にお客様のニーズを追い求め続けていきましょう。
差別化
ホストで指名されるための重要な戦略として、差別化を考えることは基本中の基本です。自分が何の分野でNo.1になれるか理解できていなければ、一生指名は来ないといってもいいくらいでしょう。

周りみんなイケメンやから、差別化してTopになるしかないで!

ホストではどんなジャンルがあるの?

これと言って決まったもんはないけど、下記ジャンルが有名かな。
- オラオラ系
- ヴィジュアル系
- マメ男系
- かっこいい系
- 優しい系
- 癒し系
- アイドル系
- ナルシスト系
- ハイスペック系
- お笑い系 など
上記以外にも様々なジャンルがあるので、あなたが絶世のイケメンではないと思っているなら、まずはどの分野でトップを取るかしっかりと目標を立てて、腕を磨くのが稼ぐ近道だとイザヤ氏は語っています。

俺はかっこよくて、お笑い系担当やったかな。

イケメンかはわからないけど、お笑い系なのは間違いないと思う。
ギャップ
多くの女性でよく聞くむねキュンポイントは『ギャップ』があるときのようです。筆者は男性なのでそこはよくわかりませんが、イザヤ氏はギャップをあえて見せることが重要だと言っています。

ギャップを制するホストは、指名を制す。

そのワード、スラムダンクみたいだね。
実際、ギャップって何なのと思う人もいるかと思います。私もイザヤ氏にギャップの極意を聞きましたが、よく理解できませんでした(笑)

もっちーはお子様過ぎてわからんか~
イザヤ氏が超簡潔に説明した内容では、『オラオラ系が、状況を見計らって優しい言葉をかける』みたいなものと言っていました。もちろん、その逆パターンもあります。
文章でうまく表現ができなくて申し訳ないのですが、相手の心理を探って、ここぞというときに使う『魔法』みたいなもののようです。

仲間が弱ったときに使う、ベホマみたいなもんやな。

ベホマって何???

ドラクエの回復呪文ですね。
マメさ
マメ男はモテると言いますが、ホスト業界でもマメで気が利くホストは人気が高いです。
特に売れない新人時代は、どれだけマメにお客様と連絡を取っているかで指名される量が変わってきます。

売れない時は、プライベートの時間でも連絡めっちゃしてたわ~
新人でいきなり売れるのはごくわずかの限られた人のみで、大体のホストは今後も指名されるために、ラインをこまめにしているようです。
もちろん売れっ子になれば、連絡は営業中だけという方もいますが、人気ホストはお客様を大切にするため、小まめに連絡をする人が多いようです。
研究
指名がどうして来るのかというのは理由があります。今まで解説してきた6つのポイントをおさえることも大切ですが、『研究する』ことが1番の近道になるとイザヤ氏は言っています。

売れてるホストを研究することが、売れるホストになれる秘訣なんやで!!
イザヤ氏はとにかく売れているホストの後をつけまくって研究しつくしたようです。
化粧、洋服、立ち振る舞い、筋肉、話し方など、指名をもらっているホストに直接話を聞いたりして、自分には何が足りないのかを反省・研究を繰り返したみたいです。

俺に足りなかったのは、トーク力と筋トレやったな。

筋トレってそんな大事だったんだ…
ひょろひょろしているイケメンよりも、たくましいイケメンのほうが単純にモテるのは間違いないとイザヤ氏は語っています。仕事終わりにジムへ行って少しずつ筋肉をつけたら、指名も増えたと言っていたので、あながち筋トレも馬鹿にできません。

24時間やっているジムなら仕事帰りにできるから、おすすめやで!!
ご存じの方も多いかと思いますが、近年のジムは、エニータイムフィットネスのように24時間筋トレできるところがあります。少し宣伝にはなりますが、FASTGYM24は現在キャンペーンを行っており、3,960円(税込)/月で体を鍛えることが可能ですので、これから夜の世界で働こうと考えている人は、お得なこの時に体を鍛えておきましょう!


意外と女性はかっこいい筋肉に喜ぶから、筋トレはじめよ!
筋トレの宣伝はここまでにして、ホストとして稼ぐ重要なポイントは、自分に足りないものを人から学んでいくことです。
イザヤ氏のように愚直になっていろんな人から聞きまくる行為は、きっとプラスにつながることが多いと思うので、新人のホストの方は是非試してみて下さい。
ホストの現実

ここまでの内容を理解して実行できる人は、ホストとしてかなり生存できる可能性が上がったと筆者は考えています。
今まで生存戦略をどうして筆者が語ったのかというと、実際のホストの生活は厳しいからです。当パートでは、ホストの現状をデータをもとにして説明していきますので、これからホストととしてやっていきたいと考えているのであれば、是非目を通しておきましょう。

結構厳しいリアルなので、未経験は必見です。

超気になるわ~。
ホストの月収データ
ホストは華やかでチャラく見えますが、ネットの口コミやイザヤ氏の情報から統計を取ってみると、以下のような結果となりました。

上記データは、大都市である東京や大阪のホストの平均からとっています。この結果を見て、あなたはどう感じましたか?

7割が貧乏ホストなの⁉

せやな~
これは結構衝撃的やろ?
イザヤ氏も本気で頑張ってはいましたが、20%層が限界みたいだったようです。さらに厳しい現実は、イザヤ氏の同期のほとんどは、ホストだけでは生活できずに、結局昼の仕事に戻ったようです。
上記データはあくまで大都市の資料なので、地方のホスト市場があまりない地域では、月収1,000万円を超えることはほぼ不可能でしょう。
ここまでの内容を読むと、道のりが険しそうなホスト業界ですが、有名になるまではどのような生活をしているのか、イザヤ氏の同期の話も交えて、次のパートで紹介をしていきます。
7割の生活水準
売れるホストになるには、ホスト業界の中でも上位3割の層に入らなければいけません。売れているホストは、皆さんのイメージどうり、バブリーな暮らしをしている方が多いですが、売れていないホストは一体どんな生活をしているのかを、元ホストの経験談をもとに確認していきましょう。

イザヤ君は新人時代、どんな暮らしだったの?

無名ホストは、フリーターみたいな生活しとったわ~
当記事の冒頭で給体制を紹介しましたが、ホストには給与保障というものが存在しています。しかし、イザヤ氏いわく、店舗によっては給与保障がずっとあるわけではなく、半年~1年ほどしか支給されないところがほとんどだと言っています。

実力ないやつにお金払い続けてたら、お店つぶれてしまうからな。
イザヤ氏の過去の同期のほとんどは年収200万円以下で、僚やシェアルームに暮らして何とか生活をしていたようです。

全然イケてないわね。

売れるために借金するやつもおったな。
ホストは常にイケメンでなければいけません。イケメンをキープするには、スーツなどの洋服代、化粧や美容の費用、食事の交際費などが飛んでいきます。
筆者はホストではありませんが、極貧生活を経験したことがある身として言わせて頂くと、極貧生活をすると1年100万円前後で暮らせますが、洋服を買ったり、美容などにお金をかけていたら、年収200万円での生活はほぼ不可能と言っていいでしょう。
アクセサリーや洋服、そして自分の体調管理などにお金を使わざるを得ない売れないホストは、投資で身を亡ぼすことケースが多いようです。

借金まみれのホストはマジで勘弁だわ。

華やかさの裏にはこんな闇が潜んでいるんですね。

チャラそうに見えるけど、めっちゃ努力してお金を稼いでいるのはわかったやろ?

有名ホストにますます、惚れそうになったわ。
イザヤ氏は既にホストを引退していますが、年齢を重ねると絶頂期のような肌を保つのが難しくなり、体力も少しずつ衰えが来るので、大体のホストの寿命は10年前後が限界と語っています。
その10年にどれだけ稼ぐかが非常に重要であり、稼げないでダラダラしていた人には地獄が待っていると言っていました。

そんな人に朗報です!!
ホストなどの訳ありの仕事をしていた方は、リクルートが運営する就職Shopを利用して仕事を探してみて下さい。
就職Shopを紹介する理由としては、『訳ありで普通の就活ルートを外れてしまった若者』などの通常の人材紹介では紹介が難しい若手の就職支援を得意としているからです。
就職Shopを利用した、『4人に3人は正社員未経験』でも見事就職できたという実績もあるので、ホストとして頑張っていたけど、次の仕事を探すのに苦労している方は是非利用してみて下さい!

まとめ
今回のテーマ、『ホスト』についてはいかがだったでしょうか?
ホストの現実と稼ぐポイントをおさえることで、ますますホストに興味がわいたのであれば、筆者は大変うれしく思います。

最後におさらいをしましょう!
ホストという職業は『完全実力主義』の世界で、稼げる人は限られた人のみであることを解説させて頂きました。
しかし、限られた中でも以下7つのポイントをしっかりとおさえ、腕を磨いている方は売れるホストになれる可能性が高くなります。

その7つとは以下でしたね。
- 自信を持つ
- 自己紹介戦略
- ニーズをつかむ
- 差別化
- ギャップ
- マメさ
- 研究

顔だけではなく、自分を常に磨ける男が本当のイケメンということね。
ホストという職業は、顔がいいだけでは通用しないとイザヤ氏は語っていました。本当のイケメンとは、常に自分を磨き続けているかっこいい男性だということを頭に入れて、これからホストとして活躍をされることを筆者は祈っております。
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。次回の記事でも皆さんにお会いできることを楽しみにしております!

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