
こんにちは、モチです!
今回は和と洋の『お菓子職人』について解説していきます。

お菓子大好きな人には憧れの職業ですよね♪

好きを仕事にできるのか、この記事で確認してみましょう!
お菓子好きならだれでも一度は憧れるお菓子職人。様々なバリエーションのお菓子を考えるとわくわくしてしまいますよね?
しかし、実際仕事として活躍している職人さんがどんな仕事をしていて、どれくらいの給料をもらっているかご存じでしょうか?
当記事では、お菓子職人の仕事と給料が見合っているのかを『1日の流れ』にして紹介していきますので、これから菓子職人を目指す方は是非最後までお付き合いください。

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和菓子職人


仕事内容
和菓子職人の仕事は、皆さんのご存じのように、饅頭や羊かんなどの和菓子をつくって販売することです。
和菓子は、大きく以下3種類に分けられ、練り・蒸し・焼きなどの技法をベースに様々な和菓子が生み出されます。
- 生菓子
- 半生菓子
- 干菓子

和菓子は食材をアレンジできるバリエーションが豊富なのが特徴です。

例えばどんなケースがありますか?
和菓子職人は技術を問われることはもちろんですが、食材によるアンテナの高さとセンスが非常に重要な職業です。
例えば、同じあんこでも柚子や味噌など組み合わせすることによって全く違うあんこを生み出すことが可能となります。
もちろん洋菓子でも可能ではありますが、和菓子のほうが圧倒的に柔軟性が高いのが特徴です。

確かに、和菓子は甘いでも、みたらしのようなものもありますね。

和菓子職人は、伝統と現代の知識をハイブリットできるので柔軟性がありますよね。
和菓子職人の1日
バリエーションが豊富で柔軟性がある和菓子職人は、毎日どのようなタイムスケジュールでお店を経営しているのでしょう?
このパートでは、ある個人経営をしている職人の1日の流れを紹介してまいります。

憧れの職人ライフを知れるなんて、すごい楽しみです♪

まずは概要から確認しましょう。
朝生づくり~開店
・6:00:起床/蒸気を上げる準備
・6:15:朝生づくり
身支度後に、前日までに受けた注文を確認します。大福や団子などの朝生つくりを開始します。
・7:30:朝食・開店準備

和菓子屋さんは開店が結構早めですね‼
中生づくり/接客/配達
・8:00~8:30:中生づくり
店舗が落ち着いたら、日持ちが2~3日のどら焼き、もなかなどの中生づくりのを始めます。
・9:00~:接客
・11:00~:配達
一度工房を離れて、注文の商品をお客様のご自宅まで配達に出かけます。
・12:00頃:休憩
上生づくり/焼き菓子づくり
・13:00~:上生づくり
注文数や在庫に合わせて上生づくりを調整します。
・14:30~:焼き菓子づくり
生菓子が仕上がるめどがたったら、比較的日持ちする焼き菓子を作ります。

時間を無駄にせず、効率よく作業をしていますね。
明日の仕込み/勤務終了
・16:00~:明日の仕込み
明日使う食材の準備をし、道具の片づけを行います。足りない食材は早めに発注します。
・17:00頃:勤務終了
夕食~就寝まで
・18:00~:夕食
・20:00~:新作の試作・研究
職人の腕を磨き上げる為、日々の研究をします。
・22:00~:就寝

朝早くから夜遅くまで和菓子に対する情熱がすごい。
和菓子職人の1日はいいかがでしたでしょうか?
かなり時間刻みに仕事をしていたかと思いますが、皆さんの想像するお菓子屋さんとイメージが合いましたか?

次は和菓子職人のなり方も説明しますね。
和菓子職人になるには?

和菓子職人と聞くと、代々受け継がれてきたお店で働く人というイメージがありますが、実際職人になっている方は、どのような方法で仕事に就いているのでしょうか?
このパートでは、『和菓子職人になる2つのルート』を解説してまいります。

和菓子職人は求人サイトが比較的少ないですが、どうやったらなれるのでしょうか?

和菓子職人になるには、大きく2つのルートが存在しています。
和菓子職人の2つの選択肢
- メーカーに就職
- 和菓子店の門をたたく

メーカーに就職
専門学校や大学に進学して、製菓衛生師や菓子製造技能士などの資格を取得して卒業し、和菓子メーカーに就職する道があります。
メーカーに就職するため、給料の安定性は高いのが特徴的です。

資格は必須なのでしょうか?

必須ではありませんが、就職するときに評価が高くなります。
メーカーに就職する際は、技術以外にも資格があるほうが就職に有利です。有名な資格としては、以下2つの資格があります。
- 製菓衛生師
- 菓子製造技能士
製菓衛生師の免許を取得するには、都道府県知事指定の養成施設で1年以上学んだ後、各都道府県で実施される製菓衛生師試験を受験して合格する必要があります。
菓子製造技能士は、菓子製造技能検定に合格した者に与えられる国家資格です。菓子製造技能士試験は、原則として実務経験が必要とされています。
和菓子店の門をたたく
もう1つの選択肢は、高校または大学・短大卒業後に和菓子店の門をたたき、一人前の職人を目指して修業を積む方法です。
門をたたく方法はお店の詳細が不明のケースが多いため、給料面で苦労する可能性があります。しかし、技術や知識も身についていないのに給料が頂けると考えることができれば、最速でお菓子職人になることができるルートとなります。

将来独立することを考えるなら、最速ルートのほうがよさそうですね。
パティシエ


仕事内容
パティシエは若者に人気が高い職業で、洋菓子を作って販売するのが仕事です。パティシェはお菓子の素材選びから調理、デコレーションまでの全工程を担当します。
パティシェは、和菓子職人よりも華やかさを強調したデザインのお菓子を作ることに特化している職人といわれています。

パティシエの需要は高いため、活躍の幅も広くなります。
パティシエは、お菓子専門店だけにとどまらず、様々な場所で活躍することが可能となります。
パティシエが大きく活躍しているところは、以下3つが有名です。
- 和菓子店
- レストラン
- ホテル

和菓子職人と異なるのは、職場の選択肢が多いことが大きなメリットとなります。
求人などでも、和菓子職人よりもパティシエの件数が多いので、パティシエのほうが就職や転職活動に苦労はしないと思われます。

しかし、多くの選択からのデメリットもあります。
パティシエの職場によっては人手不足などの問題があり、長時間労働になりやすいケースがあります。
また、毎日同じものを何百、何千とつくることもあるので、同じ商品を同じ味で作り続ける正確な知識と技術が必要な職業です。

かなりの体力がいりそうですね。
パティシエの1日
職場の選択肢が多いパティシエには、職種で様々なワーキングスタイルが確立されています。
このパートでは、洋菓子専門店の1日を紹介をして、パティシエの業務イメージをつかんで頂ければと思います。
出勤/朝の準備
・6:00:起床
・7:00:出勤
着替えや道具、材料の準備を行います。
・7:30 開店に向けた生地づくり・焼き作業
・9:50 商品をショーウインドウに並べる

洋菓子職人も和菓子職人同様に、朝早いですね!
午前の業務
・10:00:開店/接客業務
・11:00~:追加制作作業
売れ行きを確認しながら、追加制作作業をします。
・13:00~:昼休憩
午後~夕方の仕事
・14:00:商品補充
売れ行きを見ながら商品を補充します。
・17:00:明日の仕込み
・20:00:片付け・掃除

洋菓子店は結構遅くまで営業しているので、帰りが遅くなりますね。
退勤~就寝
・21:00:退勤後に夕食
・22:00:レシピの研究
・23:00頃:就寝

朝早くて帰りが遅いなんてめちゃくちゃ大変だわ
パティシエの1日はいかがだったでしょうか?
おそらく、皆さんが想像している以上に大変な作業をしていると感じたはずです。お菓子作りへの情熱がないと継続するには困難ということがおわかり頂けたと思います。
パティシエになるには?

パティシエと聞くと、なんだか資格が必要なのではという気分になりませんか?
パティシエには高い技術と知識を必要としますが、資格は必須ではありません。

そうなんですか‼
誰にでもパティシエになれるチャンスがあるのはいいですね♪

下記概要でパティシエの道のりを確認してみましょう。

※和菓子職人同様に「製菓衛生師」、「菓子製造技能士」を取得することがおすすめです。
上記図からわかるように、パティシエになるには下記2つのルートが存在しています。
- 専門学校
- 直接就職
製菓専門学校
パティシエになる王道のルートは、製菓専門学校に通うことです。
製菓専門学校では、パティシエになるために必要な知識や技術を、基礎から学ぶことができるので、現場で即戦力として活躍することができます。
また、国家資格の『製菓衛生師』、『菓子製造技能士』取得のサポートもあるので、パティシエになるまでの完全武装ができる道のりといえるでしょう。
直接就職
もう1つのルートは専門学校などに通わず、そのまま就職することです。
パティシエになるための最速ルートとはなりますが、それなりの覚悟が必要な道のりです。
経験や知識もない未経験の状態から、即戦力として働く状態なので、仕事に慣れないうちは勉強と業務の理解に追われて激務になる可能性があります。

RPGでいうと、武装していないでボスに挑む感じですね。

何度もノックアウトされそうな感じですね…
どのちらのルートを選ぶかはご自身にゆだねられますが、1番の学びは現場で働くことだと筆者は考えています。
ゆっくり実力をつけるか、早く実力をつけたいか、自分に合うやり方でパティシエを目指して下さい!
お菓子職に向いている人
ここまでの内容でお菓子職人の業務イメージや、そのなり方を理解できたかと思いますが、実際現場で活躍してる方はどのような人なのでしょうか?
このパートでは、お菓子職人に欠かせない能力5選をピックアップしたので、これからお菓子職人になろうとしている方は是非参考にしてください。

和菓子、洋菓子職人ともに概要はつかめましたが、どういう人が向いているのでしょうか?

適正チェックリストを作成しましたので、参考にしてみて下さい!
チェックリスト

創造性
お菓子業界は競争が非常に激しいです。ある程度ブランド化されている企業は安定していますが、それ以外の企業はどんどん淘汰されいきます。
時代に合うマーケテイング調査も大切ではありますが、何よりも顧客を魅了する創造性ある商品をつくることがこれからの時代求められていきます。
時代の流れに敏感で、工夫して新しいものをつくるのが好きな人は将来大きな成果を出すことができる可能性があります。
タフ
当記事を読んだ方であればもうおわかりですが、お菓子職人は朝が早く、夜遅くまで仕事することが多いです。
業務をこなす体力はもちろんのこと、体力を支えるメンタルも非常に重要となってきます。
体調管理や精神コントロールが上手な人は、常にクオリティーが高い商品をつくることができるでしょう。
美的センス
どの商品にも共通していますが、その中でもお菓子は見た目が特に問われる商品です。
多少他社より味が劣ったとしても、見栄えや美的センスがあるものを作れれば、SNSで話題になり、あなたの商品が世の中に認知されるようになります。
センスは先天的な要因もありますが、経験や知識でもカバーできるので、現場や研究で進んでセンスを磨こうとする人は大きく成功する可能性があります。
器用さ
見た目を問われるお菓子にとって、手先の器用さは職人のライフラインといえるでしょう。
学校や職場で器用さを磨くことは可能ですが、それでも自分が周囲と比べて器用ではないと感じる方は、パティシエとして生きてくのは非常に険しい道のりとなるでしょう。
ただし、器用さをカバーできるアイデアがあれば、そこまで大きな問題にはならないでしょう。
情熱
お菓子職人は想像以上に儲からないビジネスです。儲かっているのはごく一部の大企業のみです。
それでも職人として継続できるのは、お菓子作りに対する愛情と情熱があるからです。
周囲に反対されるのは当たり前と考え、お菓子作りで生きていくという強い覚悟がある人は、どんな困難があっても乗り切ることができるでしょう。
キャリアエージェント紹介

資格も適正もバッチリという方にとって、最大の難関は職探しではないでしょうか?
『職場環境はどうなのだろうか?』とか『給料面や待遇はどうなっているのか?』等など、不安になることは少なくないと思います。

そんな時は、キャリアエージェントに任せるのが1番です!
自分で仕事を探すよりも、キャリアエージェントを利用したほうが時間効率が良く、好条件の企業も見つけやすいです!
キャリアエージェントを使うメリットを知りたい方は、【求職者必見!】6つの業界と特化専門型のキャリアエージェントを紹介から確認してみましょう。
登録して間違いないサイト
お菓子職人になりたいのであれば、大手エージェントサイトよりも、特化型エージェントの方が条件の良い『非公開求人』を保有している可能性が高いです。
ここでは、お菓子業界に関連した、飲食業特化求人サイトを紹介させて頂きます。
フーズラボ
サイト名:フーズラボ
フーズラボは、2018年6月のゼネラルリサーチで『飲食店スタッフが選ぶ転職サイトNo.1』に選ばれた実績があるサイトです。

利用者の使うメリットとしては以下3つあります。
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上記サービスがすべて無料で受けられるので、利用者にデメリットはないといえるでしょう。
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職探しはやはりプロに頼むのがいいですよね。
まとめ


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