
こんにちは、モチです!
今回は事務職の中でも求人数が増加している、『貿易事務』について解説します。

最近よく目にします。
でも、業務内容がいまいち理解できなくて就職しようか迷っています。

そんな人の為にわかりやすくまとめてみましたので、参考にして下さい♪
求人を見ると、貿易事務という仕事をよく目にします。貿易の事務と聞いて、皆さんはパッと業務内容をイメージできますか?
ちなみに私は貿易事務という仕事を聞いてどんな仕事かは全然わかりませんでした。筆者のように貿易事務の業務内容に疑問がある方は、是非目を通して頂きたい記事に仕上げておりますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

当記事内容は、4部構成で解説していきます。

興味があるパートをクリックすると、飛ばし読みができます!

貿易事務について

仕事内容
事務職といえば、来客対応や備品の管理や仕訳などをイメージします。
しかし、貿易事務は事務職の一般業務に加えて、特殊な『貿易手配』をすることが大きな特徴です。
貿易手配と事務職の大きな違いは、下記2つの能力の有無が関係しています。
- 英語
- 専門知識
上記2つを兼ね備えた事務職は、会社では必要不可欠なポジションに立てます。
では、英語と専門知識を使ってどのような仕事をしているのか、確認していきましょう。

貿易事務のメイン業務5つをまとめましたので、参考にしてみて下さい。
- 書類作成
- 輸送手配
- 通関手配
- 出荷/納品管理
- 電話/メール対応

貿易書類の作成・処理
輸出・輸入に必要となる書類作成や内容の確認、送付をする仕事です。
書類には以下のようなようなものがあります。
- インボイス(請求書)
- パッキングリスト
- 船荷証券
- 信用状
書類のほとんどは英語で作成されているので、英語で読み書きできる英語力が必要となります。
輸送手配
輸出・輸入をする貨物を運ぶための準備をする仕事です。
運送業者、海運業者、倉庫業者などに連絡をとり、品物が注文通りにお客様に届くように手配します。
通関手配
税関に対して輸出・輸入の申告をし、許可を得る手配をする業務です。
行政許可のない品物を流通させた場合は密輸となってしまうため、取引に対してスムーズなやりとりができるように調整する重要な仕事です。
出荷・納品管理
国内外のお客様に品物が届くように、出荷依頼、在庫確認、発注、スケジュール調整などを行います。
海外の取引先とやり取りする場合は、英文メールの読み書きや英会話のスキルが求められます。
電話・メール対応
貿易事務の仕事は、取引先との電話やメールのやり取りが多く発生します。
海外との取引先では英語を利用し、国内ではきちんとしビジネスマナーで対応しなければいけません。

やはり、英語力は必須なのですね。
どれくらいの英語力があれば良いのでしょうか?

次のパートで詳しく解説していきますね。
貿易事務員になるには?

前項で貿易事務には『英語』が必須ということがおわかり頂けたかと思いますが、それ以外に貿易事務には何が求められのか、2つのポイントをピックアップして解説していきます。
- 学歴
- 資格
学歴は関係ある?

YesかNoの結論でいうと、貿易事務にはある程度の学歴が必要となります。
但し、必要な学歴は入社したい企業によって異なります。

求人データの統計を見ると、以下のような結果がありました。
大手企業:有名大学(高学歴)
中小企業:学歴不問
上記統計結果の理由は、大手企業は有名大学の入社希望者が多く、企業も必然的に高学歴を採用することが多いようです。
中小企業は学歴不問ではありますが、様々な貿易業務に携わりたいのであれば、大学を卒業したほうがチャンスがあるのは間違いないでしょう。

貿易事務に有利な学部はありますか?

貿易の役に立つ、商学部や経済学部はいいと思います。英語も使うので外語大学もお薦めです!
学歴に合わせて、面接の受け答えも非常に重要な要素となるので、面接対策ができていない人は、当ブログの【転職者必見 職務経歴編】面接官の質問意図と回答例10選を徹底解説!も参考にしてみて下さい。
必要な資格は?

貿易事務になるために、特別必要な資格はありません。未経験者が経験者と同じポジションを競うのであれば、所有資格で経験を補うことができるしょう。

ここでは、持っていた方が有利になる3つの資格を紹介します。
- 英語系資格
- 通関士
- 貿易実務検定試験
英語系資格
貿易事務においては、英語書類作成やメール・電話対応があります。
アピールできる英語能力としては、有名どころの『TOEIC』や『実用英語技能検定』などのビジネス英語能力を証明できるものがあるとよいでしょう。

だいたいどれくらいのスコアがあればいいのでしょう?
求められる英語力は、企業の業務内容によって異なってきます。
英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019年度を参考にすると、TOEIC L&R試験の点数でどのような業務ができるのかイメージがつかみやすいでしょう。


TOEIC600~800点くらいあれば業務として成立しそうですね。
上記点数はあくまで参考値で、点数が高いほど印象は良くなるでしょう。
また、『日商ビジネス英語』は、ビジネスの現場で実際に使われる場面が想定されております。海外貿易や取引業務の知識が問われる内容となっているので、貿易事務にはおすすめの資格です。
英語語学習のおすすめのスクール情報は、外国語学習はここからにジャンプして頂けると確認することが可能です。
通関士
通関士は輸出入の際に生じる税関手続きのための資格です。
この国家資格は、通関書類の審査と通関書類への記名・捺印という独占業務を持つ為、流通業の就職に強い特徴があります。
貿易実務検定試験
貿易実務検定試験は、貿易実務のエキスパートとしての実務・知識を客観的にみることができる資格として人気です。
難易度が1番低いC級から1番高いA級まであります。
C級では貿易実務の基本業務のための一般的な知識が問われ、A級ではケース別に対応できる柔軟性や専門的な知識が問われます。

学歴や経験の差を縮めるにはやはり資格しかないわ!
貿易事務に向いている人
今までの内容で、貿易事務の仕事やなり方のイメージがついたと思います。しかし、実際に貿易事務の仕事はどのような人が適正があるのでしょう?
このパートでは、貿易事務の作業に必要となる5つの適正能力を解説していきます。

貿易事務の仕事内容は理解しましたが、どんな人が向いているのでしょうか?

チェックリストを作りましたので、参考にしてみて下さい!
チェックリスト

継続力
貿易事務は突発的なトラブルもありますが、基本は見積書、請求書、受発注書類のデータ作成、伝票処理などの定型事務が仕事の中心です。
営業や直接交渉などの業務はほとんどない為、変化が少ない仕事と感じるかもしれません。
毎日、似たような作業をコツコツ行える人が向いているでしょう。
コミュニケーション能力
貿易業務は国内だけでなく、海外の人と様々な取引を行います。
国外との取引は文化や習慣の違いがある為、特に注意を払って取引をしなければいけません。
また、貿易事務は会社内での報告や相談も必ず行わなければ、円滑に進めることができません。外国語だけでなく、しっかりとした説明や相談報告ができる人が向いているでしょう。
処理速度
貿易事務は、1つの取引で多くの書類を処理することがほとんどです。
その書類を期日までに完了する為には、パソコンのビジネスソフトを使いこなせる能力が必要となります。また、作業スピードも求められます。
パソコンのビジネスソフトにある程度の知識があり、デスクワークが苦と感じない人が向いているでしょう。
管理力
貿易業務は、いくつかの取引が同時進行で扱われることがあります。
各取引の納期スケジュールを正確に把握し、優先順位を決めて素早く仕事を行う能力が必要です。
そのためには、納期から逆算して、いつまでに何をしなければいけないかという、業務を自分で組み立てる事ができる人が向いているでしょう。
柔軟性
貿易事務は事務職でルーテイン業務が多いですが、海外との取引においては、冷静に対処する柔軟な対応力が必要となります。
海外との取引では、時差、法律、文化、習慣の違いがあるので、思いもよらないトラブルも発生することがあります。
しかし、どんなトラブルに対してもパニックにならず、常に落ち着いて柔軟に対応することが求められます。
おすすめ求人サイト紹介
ここまでお読み頂き、誠にありがとうございます。
貿易事務の仕事を探すことにお困りない方は、スルーしてOKですが、仕事探しに不安が少しでもある方は最後までお付き合い下さい。

貿易事務の求人は色々あるのですが、どれがおすすめでしょうか?

以下、3つのテーマに絞ってピックアップしたので、参考にしてみて下さい!
- 女性向け
- 経歴・学歴不問
- 学生向け
サイト名 | 主な特徴・注意点 |
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ありがとうございます!
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まとめ

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