【プロが語る】プロゲーマーとして稼ぐの7つの手順とは?

クリィエイティブ系職業
<strong>モチ</strong>
モチ

こんにちは、モチです!
今回は近年人気沸騰中の職業『プロゲーマー』について解説します!

<strong>もっち</strong>
もっち

将来、プロとして活躍したいので、参考にさせて頂きます。

ひと昔前までは、ゲームをすること=頭が悪くなるなんてことが言われていましたが、現代のプロゲーマーはすごい職業となっていることを皆様はご存じでしょうか?

ゲームのとある世界大会での総賞金は、驚きの約36億円というものでした。もはやゲームで人生が変わるといってもいいでしょう。

そんな魅力的な職業として注目されている『プロゲーマー』になるには、どのような道のりを歩んでいけばいいのでしょうか?

本記事は当時同居していた、元プロゲーマー外国人のサイラス君のインタビューをもとに『プロゲーマーとして生計を立てていく手順』をまとめてみましたので、これからガチでプロゲーマーを目指す方は、是非最後まで情報をお見逃しなくお願いします。

当記事は、以下4つのテーマで順を追って解説してまいります。

<strong>モチ</strong>
モチ

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プロゲーマーについて

まずは、日本のプロゲーマーがどれくらい稼いでいるのか、ネットの口コミや厚生労働省のデータから平均値を出してみると、以下のような結果となりました。

プロゲーマーの平均給与

上記データで注目するのは、生涯賃金だと思います。どうやらプロゲーマーとして活躍できる期間はあまり長くなく、20~30代がピークとなっているようです。

どうしてプロの期間がそこまで長くないのか、元プロゲーマーのサイラス君に話を聞いてみました。

<strong>モチ</strong>
モチ

サイラス君、久しぶり。プロゲーマーとしてはもう引退したみたいけど、色々なこと質問させてもらうね!

<strong>サイラス</strong>
サイラス

うん、任せて!
現役時代と少し状況が変わったかもしれないけど、経験を踏まえていい情報を提供できるようにするよ!

<strong>モチ</strong>
モチ

早速質問だけど、どうしてプロゲーマーの選手生命は短いの? 体を動かす仕事じゃないから長くできそうなイメージがあるけど。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

もっとも大きな理由は、反射神経や判断力が年齢とともに鈍ることかな。30代以降になると昔は反応できていた動作に微妙なタイムラグが発生してしまうんだ。

これはプロの世界でしかわからないようですが、年齢を重ねると1つ1つのアクションの対応処理が微妙に遅れてしまうことがあるようです。それは1秒にも満たない速度ですが、プロにとっては命に関わる事のようです。

また、若ければ若いほどゲームに対するモチベーションは高いのですが、『強い熱量』は年を重ねると長くキープできないということもサイラス君は語っていました。

<strong>モチ</strong>
モチ

ちなみに、サイラス君は最高でどれくらい稼いだことがあるの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

最高は台湾大会で最高3,000万円くらいがMAXだったかな。あとはぼちぼち稼いでいたよ。

私が聞いて驚いたのは、たった1回の大会で3,000万円稼げるということでした。サイラス君は1位ではなく3位だったようですが、優勝すれば億単位の賞金が手に入り、人生も大きく変わる職業だと筆者は思いました。

<strong>モチ</strong>
モチ

そんな強者に毎日どう過ごしていたか聞いてみました。

プロの1日を紹介

過去、筆者はシェアルームに住んでいた時、サイラス君と出会いました。

彼とロビーで出会うことはほとんどなく、会ったとしてもごはんをサッと作り、部屋に戻っていく姿が印象的でした。

そんな謎に包まれたプロゲーマーの1日とはいったいどのようなものなのか、元プロから取材してみました。

<strong>モチ</strong>
モチ

当時、毎日部屋に引きこもっていたけど、どんな生活していたの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

ほぼゲームづけの日々だったよ。イメージは以下のような感じだったよ。

  • 10:00 起床
  • 10:30 練習
  • 12:00 昼食&ミーティング
  • 13:30 練習/筋トレ
  • 19:00 夕食
  • 20:00 練習
  • 24:00 ミーティング
  • 26:00 就寝
<strong>もっち</strong>
もっち

すごすぎないですか、これ….

上記メニューを見て皆様もおわかりかと思いますが、練習だけで12時間しています。そしてミーテイングも合わせると、睡眠時間以外仕事(ゲーム)しかしていません

こんな生活を彼は数年間休まず行っていたようです。逆にこれくらいの生活をできる人でなければプロとして生計を立てられないとも言っていました。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

だけど、誰もがこの生活をすれば、僕みたいにプロにはなれるというわけでもないんだ。

ネットの情報で調べたものだと、世界のeスポーツの競技人口は約1.3億人いると言われていますが、その中でプロと認められている人はたった1万人程度しかいません。日本においては、たった数百人しかいない、かなり狭き門だと言えるでしょう。

<strong>モチ</strong>
モチ

プロになるのはすごく難しいと理解したけど、サイラス君はどういう方法でなれたの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

技術や研究はとても重要だけど、ロードマップを作っていないと生計は立てられないよ。

プロゲーマーにとって技術や研究は非常に重要なものですが、それらを確立するまでの計画が何よりも大切だとサイラス君は語っていました。

サイラス君がプロになるまでにどのような計画を立て、どう実行してプロになったのかを次のパートで熱く語ってまります。

プロゲーマーになるには?

競技人口の数パーセントしかなれないというプロゲーマーですが、一体どのような方法でなることができるのでしょうか?

当パートでは、元プロゲーマーのサイラス君がたどった軌跡とおすすめの手順を解説してまいります。

<strong>モチ</strong>
モチ

早速だけど、サイラス君はどうやってプロになったの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

極論を言えば、圧倒的なプロの技術があれば問題ないのだけど、それを習得するまでの戦略がめちゃくちゃ奥が深いんだよ。

<strong>モチ</strong>
モチ

どういう戦略を練ったの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

僕は以下7つの手順をきちんと計画し、見事プロにまで上りつめたよ!

  • 養成学校へ通う
  • ゲームを決める
  • 技術を上げる
  • 英語を学習する
  • 大会で実績を残す
  • チームに所属する
  • スポンサー契約を結ぶ

プロゲーマーとは『ゲームで生計を立てる』ことであり、思考停止にゲームをしているだけでは生計を立てることはできません。

ただ単にゲームの技術を磨くだけでなく、サイラス君がどのような攻略法で彼の夢を叶えたのかを具体的に確認していきましょう。

養成学校へ通う

まず、プロゲーマーになる第一歩としては『基礎を学ぶ』ことが非常に重要となってきます。ただゲームが好きなのと、ゲームを仕事でやるのでは雲泥の差があるとサイラス君は語っています。

<strong>モチ</strong>
モチ

サイラス君はいつからプロになったの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

ちゃんと稼げるようになったのは18歳くらいかな。

<strong>モチ</strong>
モチ

どうやって若くからその技術を磨いたの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

養成学校へ行って基礎を学びつつ、師匠や独学で技術や戦略を研究していたよ。

最近は日本でもようやくプロゲーマー養成学校などが増えてきましたが、海外は養成学校にかける情熱が違います。中国では国を挙げて養成学校を支援しているというニュースを見ました。

サイラス君も10代の頃からゲームの養成学校に通い、ゲームの基礎となる『指の反応速度強化』や『戦術理解』や『攻略方法』のレクチャーなどを受けたようです。

<strong>もっち</strong>
もっち

日本とはけた違いですね。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

基礎がかたまってくると、ゲームの実践形式テストをしたりもするよ。

テストの成績が良いとハイレベルクラスに行き、より高度な技術を学び競い合います。ハイレベルのクラスの中でもトップ成績の生徒は、プロチチームからスカウトがもらえることもあるみたいです。

<strong>モチ</strong>
モチ

ゲームの世界でも、プロの道はすでに子供の頃から始まっているんだね。

子供が本当にプロゲーマーとして活躍していきたいと考えているなら、親は本気になってサポートすることが大事だと筆者は考えております。

現代では勉学の習い事のように、ゲームの家庭教師ゲムトレ』も存在しています。ゲムトレ日本初のゲーム家庭教師として有名で、ゲームの技術だけでなく、脳を鍛えることにも特化しています。

ゲムトレは全国大会、世界大会などに出場する実力あるゲームトレーナーがオンラインでゲームを教えてくれるサービスなので、学校に通わずともいつでも学習ができる最高の環境だと思っています。

<strong>もっち</strong>
もっち

自宅で学習できるなら、親も安心しますね♪

ゲームを決める

学校や独学である程度ゲームの知識や技術がついてきたら、次に考えることは『ゲームのジャンル』です。野球やサッカーでいえば、ポジションですね。

どの分野が得意なのかを理解し、勝負できるものを決断することはプロとして非常に重要な工程となります。2022年現在、eスポーツは以下7つのジャンルに分かれています。

  1. MOBA(Multiplayer Online Battle Arena)
  2. シューター(FPS・TPS)
  3. DCG(Digital Card Game)
  4. RTS(Real Time Strategy)
  5. パズル
  6. 格闘
  7. スポーツ
<strong>サイラス</strong>
サイラス

僕は、FPS(シューティング)1本に絞って極めるとこまで極めたよ!

サイラス君が得意としていた、シューターゲームは銃で撃ちあうゲームで、パズルや戦略ゲームのように頭を使わないように見えますが、集団戦が基本となるので、連携の取れたチームワークを築くために非常にレベルの高いコミュニケーションが必要なジャンルです。

各ジャンルによって利用する機材、戦略、能力などが異なっていますので、まずは上記7つのジャンルの基礎を学び、どれが自分に適しているか客観的に判断することがプロへの近道につながるとサイラス君は語っていました。

技術を上げる

ゲームジャンルが決まると、そこからは技術を徹底的に磨きあげることに専念することになります。

ゲームのテクニックを高めることは技術を上げることではありますが、本質ゲームを研究することにあるようです。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

ゲーム研究で勝負が決まると言ってもいいよ。

サイラス君いわく、プロ同士の対決においてテクニックはそこまで差が出ないことがありますが、ゲームそのものを誰よりも理解していることで大きな差が出ることがあります。

例えば、この場所は少し足音が聞こえずらいポイントとか、死角の角度と位置、弾が当たりづらい箇所などなど、ゲームのありとあらゆる場所が頭にインプットされている状態でないと勝つことは不可能に近い世界のようです。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

あとは、自分や他の人のプレイをよく観察することだね。

上手くなるコツとしては、『客観的に自分と人の動きを分析する』ということです。自分の技術だけ伸ばしていてもいつか頭打ちになり、限界が訪れます。

他の業種でもそうですが、ライバルを客観的に研究するのは非常に大切です。相手の動向をよく観察することで、今まで自分が気づかなかったノウハウやひらめきが様々得られます

<strong>サイラス</strong>
サイラス

FPSでいえば、相手の目線や銃の角度、銃の特性なんかを自分と比較して観察していたよ。

<strong>モチ</strong>
モチ

自分だけの技術を上げるだけでは勝てないんだね。

全世界の競技人口、約1億人以上の中から上位を狙うには、圧倒的な技術だけでは勝つことが難しくなってきているのが現実です。

ライバルやゲームを研究して、ライバルが気づいていないところに磨き上げたテクニックを使って、見事打ち負かすことにゲームの醍醐味があるとサイラス君は熱く語ってくれました。

<strong>もっち</strong>
もっち

プロの技術とは、研究を踏まえたうえで持ち前のテクニックを発揮するということなのですね。

英語を学習する

eスポーツは世界の大きなプロジェクトであり、大金を稼ぎたいのであれば、世界大会の参加は必須と言えるでしょう。

<strong>モチ</strong>
モチ

日本でもeスポーツの大会はやっているんだよね?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

やっているけど、世界と比較すると規模は小さいかな。

2021年現在で、国内最高の賞金総額は2億8000万円となっています。但しこれはかなり異例な金額で、平均は数百万円~数千万円のものがほとんどです

一方、海外の世界大会では、優勝は数千万円から数億円、本当に大きい大会は数十億円となっています。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

国によっては上位になるだけで、一生暮らすことが可能になるよ。

ここまでの内容を察して既にお気づきかもしれませんが、プロゲーマーには英語が欠かせないものであることはおわかり頂けたでしょうか?

世界で人気が高いゲームは、海外のPCゲームがほとんどです。一生ゲームをして暮らしていきたいのであれば、賞金が高い人気のゲームで上位を取るしかありません。そこで英語が必要となってきます。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

プロゲーマーにとって、英語は最低限必要な言語といってもいいだろう。

これからさらに需要が高まるeスポーツにとって、英会話ができることは当たりまえで、海外交流ができない人はどんどんおいて行かれるとサイラス君は語っていました。

若い時から技術の研鑽と並行して英語学習をすると、より強いプロゲーマーになれる可能性が高くなります。今では学校に行かなくても、24時間365日どこでも英語が学習できるオンライン英会話の『ネィティブキャンプ』などもあるので、空いている時間に英語を少しづつ学習していきましょう。

ネィティブキャンプ定額でレッスン回数無制限というのが本当に魅力的でおすすめです!

また、今であればネィティブキャンプ7日間の無料体験キャンペーン実施中なので、まずはお試しで利用してみてはいかがでしょう?

<strong>モチ</strong>
モチ

私からの宣伝もあります。

当ブログでは、中国語を学ぶノウハウも別記事で無料で紹介しています。現在は中国のeスポーツ市場も非常に大きなものとなっているので、中国語に興味がある方はこちらから確認してみましょう。

筆者が短期間で習得したノウハウが無料で手に入れられるのは非常にお得だと思います。

<strong>もっち</strong>
もっち

無料で教えても大丈夫なんですか?

<strong>モチ</strong>
モチ

無問題ですよ!

大会で実績を残す

技術、語学を十分磨いたら、大会にエントリーしてみましょう。プロチームに将来所属しようと考えている人は、希望するプロチームが得意とするゲーム大会で上位入賞を果たせば、最短でチームに入ることができるでしょう。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

チーム所属も大事だけど、まずは自分の得意分野でしっかり成績を残すことだね。

年々、eスポーツの大会は増加しており、どんな方でもエントリーできる大会が数多くあります。国内の大会情報はとりあえずJCGから調べればOKとサイラス君がアドバイスをくれました。

まずは自分の得意な分野で様々な大会にエントリーをして、大会の雰囲気や自分の実力を知り、さらに研究に磨きをかけて下さい。

<strong>もっち</strong>
もっち

見分を広めるいい機会になりそうですね。

大会で優勝できなくても、上位をキープすることで次に解説するプロチーム所属にもつながるので、情報は細かくチェックしてできるだけ多くの大会に参加していきましょう。

チームに所属する

プロゲーマーになるということは、生計を立てることができる人と解説をしました。そして、生計を立てているほとんどのプロの方々はプロゲーミングチームに所属しているのが現実です。

プロゲーミングチーム所属することで、選手のマネジメントや活動環境の整備、またスポンサーからの出資等をチームが代行してくれます。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

チームに所属することで、練習や大会に集中できて、より良い結果を出すことができるんだ。

<strong>モチ</strong>
モチ

なるほど~
どうやったらチームに所属することができるの?

サイラス
サイラス

僕の知る限りで、方法は4つかな。

  • 学校でスカウトされる
  • 大会で良い成績を残す
  • 動画・投稿配信
  • トライアウト(試験)を受ける

学校や大会で成績が優れている方は、プロチームのスカウトから声がかけられることは業界では非常に有名です。

それ以外にも、プロチームの企業が応募するトライアウト試験を受験することも王道ですが、競争率は非常に高く相当な技術がないと厳しいでしょう。サイラス君は、『動画・投稿配信』でプロチームから声がかかるのは非常に面白いケースで魅力的だと言っていました。

<strong>モチ</strong>
モチ

Youtubeの配信で有名になるということ?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

それもあるけど、特に注目されている配信はTwichかな。

ゲーム配信サイトで特に注目されているのは、『Twich』です。Youtubeは多くの分野で視聴されているツールですが、Twitchはゲーム配信に特化しているアプリです。Youtubeのゲーム版アプリと考えて頂ければ大丈夫です。

Twichプロゲーミングチームのスポンサーになっているので、Twitchでゲーム配信をしているプロゲーマーも多数おり、Twichに配信して知名度があればスカウトされることもあるようです。

<strong>もっち</strong>
もっち

これは耳より情報ですね!

<strong>サイラス</strong>
サイラス

あと、プロチームによっては、給料制にしているところがあるから、より良い環境でゲームをしたいならチームに入るほうが絶対にいいと思うよ。

DetonatioN Gaming(デトネーションゲーミング)を筆頭に、国内屈指のプロチームは世界と戦うための環境づくりを目指し、フルタイム・給与制ゲーミングチームを導入しています

プロゲーマーとして生きていきたいのであれば、まずはより良い環境を手に入れるために、プロチームに所属する選択肢も考えておきましょう。

スポンサー契約を結ぶ

大会で優秀な成績を残す、プロチームに所属することができるレベルまで行くと、スポンサーが選手につく可能性があります。

皆さんもすでにおわかりかと思いますが、スポンサー契約を結ぶということは非常に影響力のある選手ということは想像できるかと思います。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

僕個人ではスポンサーがつくまでのレベルには残念ながら至らなかったよ。

個人でスポンサーがつくレベルは、数多くの大会で超優秀な成績を残さないと厳しいとサイラス君は語っています。

スポンサー契約はおもにプロチーム企業と結ぶケースが多いらしいですが、現在は大会の成績以外でもワンチャンあるようです

<strong>モチ</strong>
モチ

ワンチャンって、個人で直接結ぶことができること?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

うん、先ほど説明した動画配信の影響力が強い人は企業と個人で契約を結べるよ。

サイラス君いわく、簡単ではないですが面白い優良なコンテンツを配信できる方は、プロでなかったとしても企業から声がかかることがあると言っています。

ただし、動画配信にはもちろんプロも参加しているので、その中から企業と契約を結ぶためには相当の工夫と苦労が必要といえるでしょう。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

プロの道が途絶えても、配信はずっと続けられるから早いうちからやっといた方がいいと思うよ。

現役時代はゲームに集中することも大事ですが、選手生命は長くないので、もう1つの道として面白い動画ライブを空いた時間にするのは筆者はアリだと考えています。

プロゲーマーの現実

ここまでの内容でプロゲーマーになるまでのステップは問題ないかと思いますが、実際のプロゲーマーで本当に生きていけるの? と皆さん疑問に思っているのではないでしょうか。

当パートでは、サイラス君の過去の体験をもとに『プロゲーマーの現実』を解説してまいります。

<strong>モチ</strong>
モチ

サイラス君はプロとしてやっていけたけど、他のゲーマーは実際どんな感じなの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

ぶっちゃけると、チーム所属やスポンサーがないゲーマーはめちゃくちゃ不安定な生活しているよ。

技術もついて、賞金も稼げるようになってきたプロゲーマーだとしても、生活の安定は難しいと言われています。

一体どんな厳しい現実がプロゲーマーにはあるのか、元プロと彼の知り合いの体験談を確認をしていきましょう。

賞金だけでは食べていけない

日本国内で開催されるeスポーツ大会は様々ありますが、その賞金の多くは数十万円~数百万円となっています。

世界から注目される大会であれば、数千万円~数億円にまで跳ね上がりますが、ここで考えて欲しいことがあります。

毎回上位に入賞できますか?

優勝すれば大金を手にすることは可能ですが、プロゲーマーは世界に何千人もいます。さらに、これからeスポーツ人口もどんどん増えていき、競争もより激しくなることは間違いないでしょう。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

しかも、ゲームによってはアップデートすることもあるんだ。

ゲーム好きなあなたならおわかりでしょうが、ゲームはより良いものに進化していきます。武器の種類が増える、操作キャラのアップデート新しい技の追加など、さらにはゲームのルールも少しずつ変わっていくこともあるようです。

常にゲームを研究をしていかないと、変化に対応できず、毎回上位キープをすることはほぼ不可能と言えるでしょう。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

大会の賞金だけでは年収は安定しないから、プレイヤーは常に不安と戦い続けているよ。

サイラス君の知り合いのあるゲーマーたちは、入賞しても数万数十万円しかもらえず、生活も困難となり、最後は辞めてしまったという人も少なくないと語っていました。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

勝てなかったら無給生活というプレッシャーは半端ないものがあるよ…

<strong>モチ</strong>
モチ

心折れそうになるよね。だから、プロチーム所属やスポンサー契約が重要ということなんだね。

引退後が地獄

皆さんが目にするプロゲーマーたちは、とても輝かしく見えて、未来がある職業に見えます。

しかし、お気づきの人もいるかもしれませんが、彼らはプロの中でもわずか数パーセントの人たちということです。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

輝かしい実績を残している人たちでも、プロ引退後は苦労する人もいるよ。

今までの記事内容を見ればわかるかと思いますが、世界大会や国内の大きなイベントで上位を取れば一生安泰な生活を過ごす人もいますが、それは1%にも満たない人だけがつかめる栄光です。

圧倒的なトップランカーは常に上位を独占して新参者が入るスキがなんて到底なかったとサイラス君は厳しい現実を語ってくれました。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

大金はトップランカーが常に独占して、多くの人は大した賞金ももらえず、プロ人生が終わるのがほとんどだったよ。

<strong>もっち</strong>
もっち

厳しい世界だということが身にしみました。

何よりも厳しい現実は、大した賞金も稼げないまま、現役を引退してしまったケースです。30代半ばから後半にかけて就職しようとも、『経歴がゲームのみ』はかなり就職に不利となることは間違いないでしょう。

<strong>サイラス</strong>
サイラス

僕は日本で就職をしてみようとしたけど、案の定不採用だったよ(笑)

<strong>モチ</strong>
モチ

プロゲーマーだったとしても、一般企業ではゲームが上手くても使ってもらえないよね。

プロゲーマーだけでなく、プロスポーツ選手だとしても同じことが言えます。昔はプロで活躍した人でも、就職難で苦労している方に私もお会いしたことがあります。

生涯プロ選手として一生暮らしていくことは不可能です。もし生涯ゲーマーとして生活をしていきたいのであれば、動画配信コーチ(先生)など様々な方向性を見据えていくことが非常に大切と言えるでしょう。

<strong>モチ</strong>
モチ

ちなみに、サイラス君は今はどんなことして暮らしているの?

<strong>サイラス</strong>
サイラス

稼いだ賞金を使って投資したり、時間があればゲーム配信業とかしているよ♪

<strong>モチ</strong>
モチ

なるほど~

引退後もゲームをしながら楽しんでいるんだね。

プロ選手を引退した後に一般企業へ就職するのはすべてではありません。現代は会社へ行かずとも仕事をすることが可能な時代となりました。

その中でも新時代職業が大きな注目をされてます。パソコンやスマホ1台あれば、いつどんな場所でも仕事ができるのです。

当ブログでは、その職業を紹介していますので、興味がある方は【新時代職業5選】世間でも噂のアノ仕事の給与情報を大公開!へリンクしてどんなものか確認してみるのもよいかと思います。

まとめ

今回の職業テーマ、『プロゲーマー』はいかがだったでしょうか?

元プロゲーマーからの貴重な経験談や生活情報を知り、新しい発見や気づきを得られたのであれば筆者はとてもうれしく思います。

<strong>モチ</strong>
モチ

今回の大事なポイントは大きく2つあります。

当記事で特に重要だったテーマは、大きく下記2つがありました。

  • プロゲーマーになる手順
  • プロゲーマーの現実

これからプロゲーマーになろうとしている方は、まずはプロゲーマーの現実を知ったうえで、どのようにプロとして活躍をするかをしっかり計画を立てていくことが大切です。

好きなゲームで暮らしていくという道のりは決して楽なものではありません。ただ、夢中になれるその情熱だけは決して絶やしてはいけないものだと思います。

夢中になれるものがあるかないかで人生の景色は大きく異なります。いつまでもゲームが夢中でいられるように、試行錯誤を繰り返して是非夢を現実にしてください!

ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。

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