
こんにちは、モチです!
今回は、3章の『スピーキング力』UPついてのコツをお伝えします。

ついにスピーキングまできましたね。コミュニケーションが取れるまでもう少しですね!
語学習では、『リスニング』、『リーディング』、『スピーキング』の3つを学びますが、この3つの中で1番難易度が高いのは、『スピーキング』です。
なぜ、スピーキングがン難易度が高いのかというと、『練習相手』と『話すコツ』が必要だからです。
当記事では、この2つの問題をクリアするための極意を皆様にお伝えしますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

はじめて当ブログを読む方は、プロフィールより運営者情報が確認できますので、是非お立ち寄りください!
この記事は、以下構成で順番に解説します。

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会話の超重要ルール
いよいよ第3章まで来ましたね。ここまで読んで頂いた方には、本当に感謝しております。
当記事では中国語の『スピーキングのコツ』をお伝えしますが、それ以外のノウハウを知りたい方は、以下パートも是非目を通してみて下さい!
では、早速本題へ行きましょう! 最初のパートお伝えする内容は以下3つです。
- 会話の重要ポイント
- 会話をシンプルにするコツ
- 会話は分解しよう
会話のキーポイント

2章のリスニング編でも解説しましたが、スピーキングでのキーポイントも、『主語』+『動詞』+『目的語』となります。
特に初心者で、会話に慣れていない方は、【主語+動詞+目的語】 の順序は決して崩さないで下さい。逆にこのルールさえ守れば会話ができるようになります。
- 主語
- 動詞
- 目的語

具体的にはどのような感じになるのでしょうか?

それでは、例文でその内容を確認していきましょう。
<例1(レベル1) 私は台湾へ行きます>
我去台灣。
主語【我(私は)】+動詞【去(行く)】+目的語【台灣(台湾)へ】
リスニング編でも説明した通り、スピーキングでも最初は主語、その次は動詞、最後は目的語を意識して話して下さい!
このルールさえ忘れなければ、会話はほとんど成り立ちます。

次のステップへ行きましょう!
<例2(レベル2) 私は明後日台湾へ行きます>
我(後天)去台灣。
主語【我(私は)】+動詞【去(行く)】+目的語【台灣(台湾)】
例2での登場、後天は『明後日』、つまり時間です。
『場所や時間』は主語の前、またはすぐ後ろにつけます。これは正しい文法ルールですが、会話ができない初級レベルにおいては、
『余分なルールを考えないでください!』

中国語は文法にこだわらなくても話せるのですか?

YesかNoの2つの選択肢では、Yesです。
特に日本人の方に多いのは、『ルール(文法)にこだわって話す』ケースがあります。文法にこだわることは、会話の妨害に繋がっているのです。
よく考えて欲しいですが、日本人が日本語を話すときに文法をどれくらい気にしているでしょうか?

文法を考えずに話していますね。
会話にとって文法はさほど重要ではないのです!
会話は『大事なポイント(主語+動詞+目的語)』のみ意識して話せば、大体伝わります。

シンプルに会話できるのが、最強なのです!
会話はシンプルが最強

会話はシンプルにと伝えましたが、実際どのように話せばいいのかを解説していきます。

まずは日本語会話で感覚をとらえていきましょう。
【日本語会話文】
A:台湾へ行きます。
B:へ~、いつ?
A:明後日。
上記は少しつたない会話ではありますが、コミュニケーションは取れていますね。

上記日本語会話を中文にしてみましょう。
【中国語会話文】
A:我去台灣。
B:是哦、什麼時候?
A:後天。
Aパートがあなたとすると、あなたは 【主語+動詞+目的語】 の会話後にシンプルな回答しかしていません。
何を伝えたいかというと、会話には決まったルールはほとんどなく、相手があなたに興味があれば、相手は質問してきます。

シンプルな会話でもコミュニケーションは取れるのです!

確かに、これなら複雑な文法なんて考えなくて会話ができますね♪

シンプルな会話さえできれば、複雑な会話もできるようになります。
複雑な会話は分解

本当は色々伝えたいことがあるけど、まとめて話そうとするとどうすればいいかわからない!
という悩みを抱えたことはありませんか?
筆者もその問題に悩まされましたが、『シンプルに考える』ことで解決することができました。

シンプルに考えるとは、具体的にはどういうことでしょう?

会話をシンプルに『分解する』ことをおすすめします!
長い会話においては、『分解』することで難易度を下げることが可能となります。
以下、例3の会話文から確認していきましょう。
<例3(レベル3)>
日本語:私は明後日、三日後に重要な会議が台北である為、台湾に行きます。
中国語:我後天去台灣因為三天後我在台北有重要的開會

うわ~、マジかこれ!
初級者は就活モチ君のように感じるかもしれませんが、シンプルに考えれば誰でもできます!

まずは、文を分解しましょう。
2章でも説明しましたが、会話や文章は『接続詞』で分解します。
例3での接続詞は、『 因為 』(なぜならば)で文を2つに分けます。
パート1:我後天去台灣
パート2:三天後我在台北有重要的開會

あれ⁉
いっきに文が簡単に見えてきた。
文を2つに分けたら、『主語+動詞+目的語』を考えます。
パート1:主語【我(私は)】+動詞【去(行く)】+目的語【台灣(台湾)】
パート2:主語【我(私は)】+動詞【有(ある)】+目的語【開會(会議)】
上記文の色がついている部分だけ話せれば、コミュニケーションが取れます。

百聞は一見に如かず、日本会話の例文を見てみましょう。
A:台湾へ行きます(パート1部分)
B:へ~、いつ?
A:明後日
B:えっ、なんで?
A:会議あるから(パート2部分)
B:台湾のどこで?
A:台北で
B:いつ?
A:三日後
Aはあなただとして、パート1と2の『主語+動詞+目的語』だけでほとんど会話は事足りているのがおわかりでしょうか?
Bはあなたの話に興味があれば必ず質問してきますので、あなたは質問に対して短い回答(単語)だけでも十分コミュニケーションがとれます。

これを見ると会話できてますね。シンプルな会話だけでも十分なのですね。
初心者の頃は、シンプルな会話を意識するスタイルで問題ありません。慣れてきたら少しづつ接続詞をつけたり、過去形や未来形などの時間系の文法を織り交ぜて下さい。

小さな子供をイメージするとわかりやすいです。
はじめは誰でも会話を流暢にできません。子供が頑張って単語を繋げて話すように、大人も同じスタイルを真似してみて下さい。
それを繰り返すうちに、いつの間にかしゃべれるようになっているものです。
機会を自分で設けよう

話方のコツはわかっても、会話が上手くできないという悩みをよく聞きます。
コツがわかるほうが早く話せるようになりますが、会話力を伸ばすには『量をこなす』しか方法がないのが事実です。
このパートでは、どうしたら会話力向上をすればいいかを解説していきます。

ノウハウはわかったのですが、なかなかスピーキング力が伸びないのはなぜなのでしょう?

それは絶対的な会話量が足りていないからです。
会話力は会話量に比例する
世の中の多くの人が勘違いしていることをここで伝えますが、『海外へ留学や働きに行ったらペラペラになる』は半分不正解です。
筆者は、今まで世界中の中国語を学ぶ学生を見てきましたが、現地にいても全然話すことができない方をたくさん見てきました。
また、海外の人の方が日本人よりも外国語を覚えるのが早いということも特になかったです。

では、やはり頭のできの違いなのでしょうか?

学習の得意不得意は関係ありません。
筆者のプロフィールを読んで頂ければ、どれだけ無能か理解できるはずです。
それでも、会話ができるようになった大きな理由はたった1つです。
話せてわかった結論が、『自分で積極的に会話の機会を設けているか』が全てでした。

外国語を話す機会が多い人ほど、会話が流暢になるのが事実です。

具体的にどのようにしたら機会を設けることができるのでしょうか?
私は様々な検証をして、『ある方法』で劇的短期間にスピーキング力をつけました。
もちろんネットでも調べてトライしましたが、どれもうまくいかなかったので、自分で考えてひたすら練習をしていきました。

ちなみに、ネットで掲載されていた会話練習は以下6つが多かったです。
- その国の言葉でラジオを聞いてマネする
- 外国人の恋人をつくる
- 目標とするターゲット(人)を決めてマネする
- 声を出して本を読む
- シャドーイングをする
- 好きな映画を観て、話し方を覚える
経験者からすると、上記中では『外国人の恋人をつくる』以外意味があまりないと思います。

どれも結構有名な学習方法だと思うのですが。

他の選択肢は、『自分の言葉ではない』からインプットされずらいのです。
言葉がインプットされやすいのは、『あなたが考えた言葉をあなた自身で話す』時です。人の言葉を真似してもほとんどが頭から流されて忘れてしまいます。
RPGで例えるなら、レベル1の村人がレベル50の勇者と同じようには戦えないということです。
『経験値』と『土台』が全く違うので、上級者の真似はおすすめできません。

しかし、外国人の恋人なんて誰もが作れるわけないですよ!

私もそんな高度なことはできませんが、ある方法で問題を解決できました!
スピーキングが伸びるおすすめの方法

外国人の恋人をつくる以外に話す機会を設けるにはどうすればいいのか?
交流会やスクールに行く方法もありますが、2章の『意外と成長しずらい勉強法』でお伝えしたいように、これらも高い効果は望めません。
では、どうすればこの問題を解決できるのか? それは、、、
『中国語で独りごと学習をすること!』です。
1章でもお伝えしましたが、これが最強です! 今から伝えることは以下3つです。
- 独り言学習が最強の理由
- 継続学習の重要性
- おすすめの会話練習教材
独り言学習が最強の理由
独り言学習は、私の経験上のおすすめ方法で、型に合わない方もいますが、型に合えば最強です!

どういうメリットがあるか知りたいです。

独り言学習のメリットは、以下5つあります。
- お金がかからない
- 移動時間がかからない
- 好きな時に学習できる
- 言い回し力が上達する
- 間違えても恥ずかしさなし
上記5つのメリットの中で、4と5は非常にメリットがあります。
何回失敗しても気にならないことで会話力に磨きがかかり、少ないボキャブラリーでもコミュニケーションを取る手法を学ぶことができます!

失敗することに抵抗を感じる人はとてもおすすめです♪
また、自分の言葉で考えて会話するので、インプットもされやすく会話力の伸びも非常に早くなる可能性が高いです。

1章でおすすめしてくれた理由が、理解できてきましたよ。
私も含めてですが、日本人はシャイがとても多いです。
人の環に入れないと会話できないと何度も周りに言われてきましたが、『自分自身で機会を設ける』ことで、超短期間でコミュニケーションを取ることに成功しました。
あまり人と関わるのが得意でないけど、外国語を話せるようになりたいと考えている方は、是非『独り言学習』を試してみて下さい!

独り言がどうしても無理であれば、オンライン会話などでも練習してみて下さい。

継続が大事

スピーキングってどれくらい続けたら話せるようになるのか、ということを生徒から聞かれたことがあります。
人によって様々なので明確な答えはありませんが、落ちぶれの筆者でも3ヶ月ほどかかったので、それくらいをまずは目安に考えて下さい。

大事なのは期間ではなく、継続することです!
会話が上手くなるのは会話量に比例するので、早く話せるようになりたい人は、毎日欠かさずに中国語を話す機会を工夫して作って下さい!

いきなり毎日できるか自信がありません。
独り言を毎日継続できれば最強ですが、独り言をいきなり継続するのはなかなか簡単ではないので、はじめは『できるだけ、暇なとき』にやって、習慣化して下さい。
但し、初心者の頃は覚えたことが身につきにくいので、あまり間隔を開けないで学習することをおすすめします。
スピーキングおすすめの教材
昔、生徒におすすめのスピーキング教材は何かという質問がありました。
これも人によりますが、今までの私の解説からの回答は、『自分の頭でテーマを考える』ことが非常に重要です。
自分で考える勉強方法は2つあります。
- 独り言で中国語に変換
- 日記を書く
独り言で中国語に変換
今までの筆者が経験してきたスピーキングの最強の教材は、今思ったことや考えた事を『独り言で日本語⇒中国語に変換する』ことです。
その理由はシンプルで、ネタが付かないことがメリットです。
例えばテレビを見てるとき、『この日本語を中国語でどういえばいいのだろう?』 というような小さな疑問を中国語に変換することです。

ボキャブラリーと会話のレパートリーがどんどん増えますよ!

独り言が苦手な人は、何かいい方法はありますか?

日記などの文章を中国語で書いてください。
日記を書く
ある時から毎日続けましたが、中国語で日記を書くことも文章力+スピーキング力が上がるので、とてもおすすめです!

完璧に書こうとはせず、思ったことをスラスラ書いてみて下さい。
日記なら誰にも見られることがないので、間違えても全然問題ないです。
海外の学校では、何も考えずとにかく書かせるという授業をして、スピーキングや文章力を鍛えるカリキュラムがあります。効果も出ているようなので、是非試してみて下さい!
思ったことがスラスラ書けるようになれば、会話するときに頭でしゃべりたいワードが浮かんでくるので、会話が流暢になります。

文章力も上がるなんて一石二鳥の方法ですね!
まとめ
ここまでお疲れさまでした。
スピーキングは難易度が高いパートではありますが、当記事を通して少しでも敷居が低く感じられることができたなら筆者は幸いです。

今回の重要パートは、以下3つとなります。
- 主語+動詞+目的語
- 会話は分解する
- 自分で会話の機会を設ける
上記3つのノウハウを意識して会話練習に励めば、かなり早い段階でコミュニケーションが取れることは間違いないでしょう。
慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れたらかなりイージーですので頑張って下さい!
ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
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