小説の神様は奈良に住んでいた‼心が癒される旧居を紹介

おしゃれ

明治から昭和にかけて活躍した小説家のひとり「志賀直哉」。

小説の神様」とまで呼ばれた文化人ですが、彼が奈良を愛していたのはご存じでしょうか?

そこで今回は、小説の神様がこよなく愛した旧居を紹介します!

志賀直哉の旧居はどこにあるの?

まずは、志賀直哉の旧居がどこにあるのかをお伝えします。

志賀直哉旧居は文化的な街並みやカフェエリアとして有名な高畑町にあります。

現代においても、旧居周辺はとても静かです。

小説の神様が愛していた場所なのも納得できます。

敷地面積は驚きの435坪(1,437㎡)もあります!!

筆者はすべて見るのに1時間弱かかりました。

広大な面積を誇る旧居ですが、志賀直哉氏が当時どのような家に住んでいたのか見ていきましょう!

神様は美的センスも抜群だった!

志賀直哉の旧居は数奇屋(茶室)風を取り入れた建築です。

そのため、建物のあちらこちらに茶の湯や生け花などを楽しめるように工夫されています!

順路は2階の客間からスタートします。

開放的な窓からは「若草山」、「御蓋山」、「春日奥山」が見られます♪

風通しも良いので、夏でも仕事がはかどりそうです。

こちらは志賀直哉氏の2階の書斎です。

シンプルな書斎ですが、ここでかの有名な「暗夜行路」を完結させたとのことです。

1階へ行くとおしゃれなハイカラな食堂が目の前に現れます!

映画のワンシーンに出てきそうなおしゃれな食堂ですね。

ちなみに、志賀直哉旧居は志賀直哉氏本人が設計したと言われています!

語彙力だけでなく、美的センスも神がかっていますね!

当時、志賀直哉邸宅では文化人などが集まっていたと言われています。

こんなおしゃれな客間があればいつでも訪れたいですね♪

こちらは1階の書斎です。

2階の書斎とはまた異なった趣きある書斎となっています。

パワースポット的なオーラを感じられる、神々しい書斎でした!

茶室や庭も美しい!

志賀直哉邸宅は茶室風な建築を取り入れているため、茶室や庭も風情ある雰囲気となっています。

外から見える茶室の景色です。

こちらは夏季に訪れましたが、紅葉が始まればさらに美しい景色となるでしょう!

茶室から見える風景は言葉では表現できない美しさです。

タイムスリップしたような感覚におちいる茶室は趣きがあり、心が洗われるようでした♪

庭は広々しており、当時の面影が残る素敵な場所となっています。

庭を歩いていくと風流な池が目の前に現れます。

外の景色はわびさびを感じられるので、個人的におすすめです♪

まとめ

小説の神様がこよなく愛した旧居を簡単に紹介しました。

本記事で紹介したのはほんの一部です。

志賀直哉旧居を訪れた際は、ぜひ以下の見どころポイントも見てみましょう!

  • 浴室
  • 女中部屋
  • 台所
  • 夫人の間
  • 直哉の居間
  • 子供の勉強部屋
  • 子供用プール

奈良県指定文化財と呼ばれるのも納得のスポットなので、志賀直哉のファンだけでなく、建築マニアの方も訪れる価値ありですよ!

志賀直哉旧居
所在地: 奈良市高畑町1237-2
TEL/FAX:0742-26-6490
営業時間
9:30~17:30(3月~11月)
9:30~16:30(12月~2月)
休館日:年末年始(12/28〜1/5)
拝観料
大人:350円
中学:200円
小学:100円
※30名以上の場合は団体割引
駐車場:なし
この記事を書いた人

・静岡県富士宮市出身。
・結婚を機に奈良に移住→奈良の魅力にはまる。
あなたの知らない奈良の情報をお届けします。 役に立つ情報と思ったらフォローお願いします!!

フォローお願いします!
おしゃれ

コメント